手術中の麻酔は心地よく。
ほんの15分程度、うたたねをしたような気持ちでした。
仕事の夢を見ていた気がしました。
まつやまさ~ん。手術は成功しましたよ!
私
あの!子宮は……ありますか
第一声がこれ、とか…。
どんだけって感じですが……( ;∀;)
T先生
残ってますよ!大丈夫です
私
ありがとうございます!
気のせいか、1回目の手術に比べ痛くない。
いや、それどころか身体を動かせる……。
私
(硬膜外麻酔を使ったからかな?痛くない……)
手術後は「ICUに入るかも」と聞いていたが、あいにく満室とのこと。
個室に運ばれる。
【結果はこんな感じ】
- 子宮・卵巣は残せた
- センチネルリンパのみ摘出。その他のリンパは残した
- 膀胱神経温存の処理もしっかりと実施
- 出血は500mlあり。自己血400mlで賄えたので、輸血はせず
思いつく限りのベストエンド!!
みんなありがとう!
ココからは、私に任せろ!
【手術後の夜】一番の山場と聞いていた……だがしかし!
今回も手術後、一番の山場は手術後の夜と聞いていた。
手術後、熱が上がってきた。
私
よしよし。想定内。前回の入院の時もこんな感じだった
入院も2回目。
1回目の時は全てが初めてだった。
不安だった。
何度も経験することで慣れていくもの。
……まぁそんなに何度もやりたいことではないですがね!
そして。
前回の入院とは違う点。
それは…PCAポンプ。

「痛い!」と感じた時に押す、痛み止めである。
これが私は「キ」いた。
押すと、背中がスッと冷たくなり、痛みが引く。
すごい効き目である。
30分に1回しか押せないようになっているため、誤プッシュもない。
看護師さんによるとこの痛み止め合う人は合うが、合わない人は気持ち悪くなるそう……。
そのほかの装備品は以下
- 点滴
- 尿の管
- フットポンプ
- 酸素計
- 心電図モニター
このあたりは1回目と同じ。
手術後、数時間で寝返りが許される。
そのあとおなかが動いて、ガスが出たことを確認されれば水が飲める。
手術後飲める初めての水は本当に美味しい!


⑬【子宮頚がん】広汎子宮頸部摘出術(トラケレクトミー)【手術翌日】子宮頸がんの治療のため広汎子宮頸部摘出術(トラケレクトミー)の手術翌日のようすについて。痛みを止めるために有効だったのが、プッシュ式の痛み止めであった。手術後の痛みについて紹介。松山輝見子の子宮頸がんの闘病記第13話。...