広汎子宮頸部摘出術(トラケレクトミー)を受けるためには、いくつかの検査をしなければならない。
身体が手術に耐えられるか調べるための検査をいくつか行った。
- 肺活量の測定
- 心電図
- 造影剤を使った膀胱の検査
- 自己血の採取
自己血はたしか400mlほど取ったと思う。
この自己血は必ず全部使うわけではない。
子宮周りは臓器に近く、出血が起きやすい。
万が一に備えて用意しておくそうだ。
自己血は全ての手術で用意しておくようなものではないです。
乳がんの手術の時は、取りませんでした。
他にもPET検査もした。
PET検査とは?
PET検査(ペットけんさ)は、がんなどの病変を検査する画像診断法の一つです。
PETは「陽電子放射断層撮影法」を表す、ポジトロン・エミッション・トモグラフィー(Positron Emission Tomography)の略です。
微量の放射線で目印をつけたブドウ糖を体内に投与してから、専用のカメラで撮影すると、がん細胞が光っているように表示され、がんの位置や大きさ、活動の状態を判断することができます。
つまり、体内に他にがんがないか調べる検査。
この検査は、K病院とは別の専門の病院を紹介された。
と思ったが、その心配は杞憂であった。
ちなみにPET検査は自費で受けると10万円ぐらいする。
今回の場合は「医師の指示を受けて手術前の検査のために」受けた。
リンクを張ったサイトの説明によると
すでにがんと診断された方の検査は保険適用に
一方、すでに「がん」あるいは「がんの疑いがある」と診断される方で下記に当てはまる場合に限り、健康保険が適用されます。
「がんの疑いがあり、他の検査、画像診断により病期診断、転移・再発の診断が確定できない場合
とのこと。
私は保険適用となり3万円ほどだった。
改めて、日本の健康保険はありがたいな、と思いました。
そのほかに手術に向けてしたことは……会社への報告

会社に連絡して病欠の延長してもらうようにお願いした
手術に備えて、もう一つやることがありました。
それは、私の勤め先への報告です。
もう一度手術をすることになったことを報告しました。
職場に迷惑を掛けることになってしまいましたが、職場のみんなは暖かく受け止めてくれました。
おかげでゆっくりと治療に専念することができました。
本当にありがたかったです。
