2021年に入って初めての通院です。
退院後4回目ですね。
今日は形成外科のY先生と乳腺外科のS先生と問診です。
私は右胸が乳がんになり全摘出しています。
全摘手術と同時に広背筋を使った乳房再建術をしています
そのため今こんな感じの身体です。
- 右胸:ふくらみあり乳首なし
- 左胸:そのまま
現在の回復の状況を残すためにに再建した乳房を撮影。
正面・右斜め45度・後ろ・左斜め45度……とY先生に胸の写真を撮ってもらう。
写真撮影もすっかり慣れたモノ。
そう。
乳房再建が済んだら、今度は乳首。
乳首、再建どうする?というお話です。
【形成外科】どうする?乳首再建
ここで説明。
乳首を再建する方法はいくつかあります。
私の場合は、左の胸はメスをいれていません。
【乳輪の再建】
- 脚の根元(股間のあたり)の色素の濃い皮膚を胸に移植する方法
- タトゥー(刺青)を入れる方法(保険適用外)
【乳頭の再建】
- メスを入れていないほうの胸の乳頭を切除した側に移植する方法
- 切除した側の皮膚を持ち上げ乳頭を形成する方法
再建しない場合、『シリコン製の付け乳首を付ける』方法もあります
再建手術をする場合、
乳輪を作って→乳頭を作る
2段階の手術が必要になります。
【乳頭(乳輪)再建どうしよう?】その時久山輝見子の頭に浮かんだこととは
自分でも驚いている。
乳房のふくらみにはあんなに執着したのに!!
乳輪・乳首には驚くほど関心がない……。
乳頭・乳輪再建への思い(個人の見解です)
①乳房のふくらみで大きく満足した
もう一言でいうとコレにつきます。
私にとって『胸』=『とりあえずふくらみ』
服着て、分からなければ(自分が不便を感じなければ)それでOK!
……こんなテンションで乳房を再建しました。
結果は(再建手術後背中の突っ張りや不自由さはあるものの)満足!!
乳頭・乳輪再建へのモチベーションが……あがらない。
②もう一度手術をするのが面倒
これも、大きな原因。
また切ったはったをするのは……正直面倒に思った。
乳房再建に比べて入院期間も短いと聞いていても、である。
③人に見られる可能性がかなり低い
趣味が温泉やスポーツジムやゴルフなら……。
また違ったかもしれない。
しいて言うなら、子どもができた時に旅行で一緒に温泉に入りづらい、とかだろうか。
その場合でもやはり使用頻度が低そうである。
形成外科のY先生のアイディア!そうか!その手があったか!
明らかに乳頭・乳輪の再建に気が進まない様子を察してくれたY先生。
私の場合、左胸乳首・乳頭が残っている。
片方だけ乳首・乳輪があるから目立つのである。
なんだったら、両方肌色のニップレス貼っておけばいい。
一緒に温泉に行く人には事前に言えばいい。
温泉で居合わせたひとも「なんか胸に貼ってるな」と思うだろうが、多分察してくれるだろう。
というわけで、私の乳頭・乳輪再建については【ひとまずやらない】ということになった。
一応、夫に報告しました……「やっぱりな!」笑
病院から帰って、夫に報告。
私の乳房再建の手術前も
俺的には『再建』しなくてもいいと思う。きみちゃんがこれ以上痛い思いをしない方法がいい。胸、なくてもいい。一番負担のない方法がいい。
っていってたもんなぁ……。
そういうことになった。
【まとめ】どうする?乳首再建
私の場合ですが『乳首・乳輪の再建はナシ』になりました。
せっかくブログで乳がんの手術や再建をつづっているので、記事にもできるし再建してもいいかな?とも思ったのですが(ブロガー中毒)
また入院や通院をする、と思うと気が進みませんでした……。
ですが、例えば私が突如乳首がほしくなって、再建を検討するようになるかもしれません。
その時はまた記事にしたいと思います!
ひとまず、人に見られる機会があればニップレスでしのいでみたいと思います。
こちらも体験したら、またレビューしますね。