2015年10月。私は当時32歳。
東京で1人暮らしをしながらOLとして働いていました。
地元、兵庫に彼氏ができ遠距離恋愛をしていました。
お互いそろそろ結婚を考える年ごろ。
そのころ、私は頻尿と腰に差し込むような痛みに悩まされていました。
病院に行って驚きの結果が!まさかの病気が発覚!!
会社の近くの総合病院で検診を受けました。
下腹部をエコーで調べてみたところ……
まさかの婦人科への誘導されました。
幸い総合病院だったので、病院内の婦人科にいけばOKでした。
婦人科の待合室で待つ間、私は頭が真っ白でした。
渡された下腹部のエコー写真ののったプリント。
プリントには「両側卵巣成熟囊胞性奇形腫」と書いてありました。
聞いたこともない病名。
スマホで、検索すると「卵巣内に骨や髪の毛などができる良性腫瘍」とでてきました。
治療方法は『手術』
私はこの年まで、大病をしたことがなく当然手術も入院もしたことがありません。
まさかそんなものに罹患しているなんて。
婦人科で私の順番がきました。
状況を説明し、内診台に上がります。
恥ずかしながら32歳にして、初めての婦人科検診でした。
と思っていました。
ココから100回ぐらい内診台に乗ることになるとは、その時は思っていませんでした。
それどころか私は「両側卵巣成熟囊胞性奇形腫」のことだけで頭がいっぱいでした。
婦人科医の提案で子宮頸がん検診もすることになった……その結果とは?
思えば、この時点で産婦人科医は「もしや」と思ったのかもしれない。
ここで子宮頸がん検診をしておいて本当によかった。
これがすべての始まりです。
検査の結果
- 卵巣嚢胞奇形種(右:縦10センチ 左:縦17センチの腫瘍)
※卵巣は通常2~3センチ - 子宮頸がん検査 陽性
という、とんでもない状況でした。
卵巣嚢胞だけじゃなかった。
さすがに血の気が引いた。
当時は今よりも知らないことばかり。
「がん」という言葉に不安が募ります。
この時点では詳しい手術内容も詳しい状況も調べられていない。
家族と相談した結果、実家に戻りで入院・手術をすることになりました。