入院・手術は実家(兵庫県)付近の病院ですることになった。
親戚の口コミと、実家からの通いやすさから大阪市内の私立のK病院に相談することに。
東京の病院の紹介状を携えて、K病院の婦人科へ行きました。
予約なしだったので、朝から待って私の順番が来たのは夕方でした。
【信頼できる先生との出会い】再度詳しく調べてもらった結果……!

その日は土曜日で先生は当番制。
どの先生にあたるかは運、という状態でした。
私はT先生という、当時K病院の婦人科で副部長をされていた先生に見ていただくことになりました。

T先生は、とても丁寧な先生でした。
初めての手術、がんで驚き戸惑う私にしっかりと説明をしてくれました。
エコーや内診の結果はこんな感じでした。
◆卵巣嚢胞奇形種
- 卵巣内に骨・髪の毛・皮脂などあり(左右とも)
- 頻尿・腰痛は、嚢胞が腹部を圧迫しているためだと考えられる
- 今のところ良性と思われる
- 腫瘍の摘出が必要
◆子宮頸がん
- 精密検査(コルポ診)を行う
- 高度異形成以上であった
- 円錐切除術での手術が必要
円錐切除術とは?
円錐切除術により摘除した組織片を詳しく調べることにより正確な診断を得ることができるので、治療を目的とするだけではなく確定診断を行うことを目的としても行われるものであることもこの術式の特徴とも言えます。
さらに
- 子宮内膜症
- 子宮筋腫
まで見つかる。
婦人病のデパート状態という全く笑えない状況。
腹腔鏡とは?
【婦人科領域】婦人科領域で行われている腹腔鏡手術としては、子宮筋腫や子宮内膜症、良性卵巣腫瘍、子宮腺筋症などが適応となります。一般的には術後の入院期間は3日から5日で、退院後1週間から2週間で外来受診するという形になります。
引用元:アスクドクターズ
一般的に、開腹手術よりも腹腔鏡の方が術後の回復も早いとされます。
また、おなかの傷もかなり小さくて済むとのこと。
また今回の手術は部分的な切除であるため、妊孕性は保たれるとのことで一安心。
(円錐切除後の妊娠では早産率が多少上がるため、ノーリスクではないですが)
ちなみに東京の総合病院では『開腹手術になる』と言われたので、どの病状でどんな術式になるかは、病院によります。
というわけで、とんとん拍子に手術がきまりました。
手術に向けて、何度が通院しました。
手術は2017年1月の年明けすぐ。
東京での仕事は、12月末からお休みをいただくことになりました。
入院期間は1週間。
術後はすこし自宅療養して……。
2月半ばには、東京に戻って会社に復帰する予定でした。
それが、まさかこんなことになるなんて……。
