入院からちょうど3週間、21日目に退院することになりました。
はっきり言って術後1週間以降は「排尿トレーニングのためだけ」に入院していた状況でした。
病院によっては、早めに自己導尿を指導して、2週間程度で退院させる病院もあると思います。
入院期間については、2016年時点の情報なので、参考程度でおねがいします。
退院後は実家で自宅療養することになりました。
自己導尿が必要な以外は、ぼぼ問題なく元気になっていました。
特に消化器官の手術をしたわけではないので、食事制限はもちろんなし。
お酒だって、適量ならばOKです。
退院した日、まさかのトラブル発生
自宅に帰って、2階に登ろうとしたとき階段に躓いて転倒!
幸いけがはなかったのですが……。
異変を感じすぐさま病院に連絡しました。
「何か」が膣の奥から出てきているような。
コレは一体!?
すぐさま病院に連絡。
すでに夕方だったため
といわれた。
膣内の異物感とともに、不安な一夜を過ごす。
翌日、入院していたK病院のT先生に内診台で見てもらうと……
話には聞いていた。
広汎子宮頸部摘出術(トラケレクトミー)の手術は子宮頸部を切り取り、膣と子宮をダイレクトにつなぐ。

人によっては、子宮口が閉じてしまう人がいるらしい。
それを防止するために、子宮口に管を付けておく……と。
子宮口が閉じてしまうと、生理が排出できなくなってしまう。
そうなれば、もちろん再手術となる。
おそらく、退院した日階段で転倒して、留置していた管がずれて外れてしまったのだ。
自分の粗忽なふるまいを呪う。
とのこと。
T先生に子宮口に留置していた管を外してもらう。
自分の好奇心を押さえることができず、思わずT先生に聞いてしまう。
T先生は内診台のカーテンを少しだけめくって、管を見せてくれた。
私の想像では、小さい…お菓子のコロンのような形状を想像していました。
ですが実物は細長い、チューブのようなものでした。
15センチ近くあったと思います。
医学というのは、いつも私の想像をこえています。
まさかのトラブルでしたが、無事解決しました。
広汎子宮頸部摘出術(トラケレクトミー)をされた方、私のようにならないように、退院後は転倒などしないようにご注意くださいね!
その後、子宮口が閉じてしまうのではないか?と心配していましたが、大丈夫でした……。
特に何か特別なことはしていないのですが……。
退院後も術後1年間は月1回、検診があります。
万が一の異変があれば、すぐ相談しましょう。
