子宮頸がん

⑪【子宮頸がん】手術当日~勝てる気しかしねえ~

あっという間に手術当日です。

当日の朝に、もう一度センチネルリンパ生検の撮影(注射なし)をしました。

今回の手術は8時間に及ぶ大手術!

  1. センチネルリンパをとって病理検査をしながら……
  2. 子宮温存の手術をすすめつつ
  3. 摘出した子宮頸部に転移がないか病理検査して
  4. がんの転移がなければ子宮と膣を縫い合わせて完成

転移があれば、子宮温存はせず摘出して完成

しかも、子宮周りには膀胱の神経がある。

子宮動脈もある。

これらもできるかぎり温存しながら進むので、とにかく時間がかかるのだ。

手術着に着替え、脚には支給された医療用着圧ソックスを装着。

看護師さんに手術室に案内される。

手術の付き添いに、父と母が来てくれた。

私
よっし!ほな行ってくるわー!

父・母とハイタッチし、私は手術室に向かった。

1回目の手術の時はまるで「葬儀か」というような沈痛なおももちで手術室に向かった。

2回目ともなると、この肝の座りよう。

 

中を開けてみないとわからない。

手術はいつだってそう。

だけど、今回は。

私
(「勝てる気しかしねぇ」)

慣れた動作で手術台にあがり、背中に硬膜外麻酔の針を入れてもらう。

これは1回目の手術にはなかったことだ。

麻酔医さんや、手術室の看護師さんと軽く談笑さえした。

1回目の手術室では震えていたのにな。

知らんことは怖い。

だから知れば怖いものは減っていく。

麻酔医さんに麻酔をしてもらい、私は一気に眠りに落ちた。

⑫『広汎子宮頸部摘出術(トラケレクトミー)』手術後子宮頸がんの治療のため広汎子宮頸部摘出術(トラケレクトミー)の手術後、目を覚ます。そこから手術後の夜までの状況を紹介。2度目の入院でなので余裕をもって広汎子宮頸部摘出術(トラケレクトミーの術後を過ごす。久山輝見子の子宮頸がんの闘病記第12話。...
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