乳がんの手術後、じんましんはまだあるものの点滴も抜け。
入院中ではあるものの、日に日に回復し残すところドレーン3つのみとなりました。
乳がんの再建手術をすると、再建手術の有無にもよりますが1~3つのドレーンを装着することになります。
ドレーンについてはこちら。
日本語で排液管のことで、手術の傷を閉じた後に貯まってくるリンパ液や血液を体の外に排出するためのものです。ドレーンは柔らかい材質で出来ていて、太さは直径4ミリ程度です。乳癌の手術の場合、乳腺や腋の下のリンパ節を切除した後の空洞にリンパ液などが貯溜して、なかなか治らないことがあります。そこでその空洞の中に管をいれて、外から液体を吸引することにより、皮膚が下の筋肉などと密着できるようになり、傷の治りを早くできます。/p>
引用元:ドレーンについて
私の場合は、皮弁上、皮弁下、背中の三か所。
手術で切っているため、身体の中にはどうしても空間ができる。
身体は傷を治そうとするときに、血や浸出液がその空間にたまってきます。
浸出液が体にたまってくると、身体に違和感がでてくる。
たまってくる液体を逃がすために、ドレーンをつけていたわけです。
3つのドレーンを首に提げれば、食事もトイレも全く問題なくできます。
3つのドレーンですが、浸出液の出方が異なります。
一番多いのが『背中』
『皮弁上』と『皮弁下』がおなじくらいかな?
最初は3か所合計で1日200mlぐらい出ますが、じょじょに減っていきます。
ということで、ドレーンを1つ外すことになりました。
急遽、抜糸もすることに。
まず抜糸。
胸と脇、そして背中。
合計何針縫ったんだろう?
ハサミでチョキチョキっとあっという間に切ってくれました。
痛くもかゆくもなく、ややくすぐったい感じ?
それにしてもあんなに切って、一週間で抜糸できるなんて医療のチカラすごい。
人間の回復力ってすごい。
続いてドレーンの抜去。
体の中に張り巡らされた?ドレーンの管がズルズルっと抜ける感じが気持ち悪い!
思わず声が出た。
でも耐えれないようなものではないので、大丈夫。
処置はあっという間に済んで、ドレーンは1個減り身軽に。
うれしくて早速病院内のコンビニへプリンを買いに行く。
このころには食欲はすっかり戻っていて、3食は完食。
時折お菓子を買い食いするようになっていた。笑。