乳がんの手術の入院日が決まりました。
私の入院・手術は2020年10月下旬。
世の中は【新型コロナウイルス (COVID-19)】が猛威をふるっています。
そんな時期の今、入院。
病院によってルールは違うかもしれませんが、私が入院する私立病院は『面会不可』でした。
「じゃあどうやって、家族は入院中必要なものを受け渡しすればいいの?」ということなんですが、私の入院した病院ではこの3段階が必要。
- 家族が病院のナースステーションに入院患者に渡したい物を持ってくる
- 看護師が受け取る
- 看護師が患者に渡す
ちなみに入院患者が家族に渡したいものがある場合はこの逆になります。
入院患者と見舞客の接触はNGでした。
だけど病気で弱っている入院患者に見舞客のコロナウィルスが感染……はあってはならぬこと。
仕方のない対応とい言える。
また入院患者も『基本的には』病棟フロアから出てはいけないという決まりがありました。
コロナ流行前の入院に比べ入院中の物品の補給や差し入れが困難な状況が予想されます。
つまり通常の入院よりも、より多くの着替えや備品が必要になります。
実際に入院したところ、エレベーターで病院内のコンビニに行くことはOKでした。
入院前、先生方から「基本的にコンビニもNG」と聞いていたのですが……。
病院の方針や病状によっても異なりますので、必ず入院前に確認しましょう。
医師や外来の看護師さんは「入院中の細かい生活ルール」については詳しくない場合があります。
病院にある「入院受付窓口」等で聞くのが確実です。
【医師が何で知らないの!?】
病院は分業が徹底されています。
専門外のことを聞かれても正確にご存じないことが多々あります。
「医師ならば病院の全てを知っている」わけではないので、心の隅に置いておきましょう。
基本的なルールは定められていても、現場では許されている(そうしないと回らないから)という現場の事情もありますしね。
【あると便利!】入院グッズ8選
入院に必要なものは入院患者に事前に渡される【入院のしおり】をみながら用意しましょう。
【入院のしおりとは】
入院患者に渡される冊子。
入院に必要な持ち物や、入院中の生活や利用できる設備などが詳しく書かれている。
今回はあると便利な入院グッズを紹介します。
電源コード(2m以上)
入院中、とにかくスマホをいじることが多いと思います。
そのため電源の確保は重要。
- ベット上で充電しながらスマホをいじりたい
- YouTubeの動画を充電を気にせず見たい
- スマホのゲームをしたい
大部屋の場合、電源はベットの頭側の壁や、キャビネット(TV台)についています。
手術直後は動くこともままならない可能性が高いので、ベット上から給電できるようにしましょう!
イヤホン(できればBluetoothイヤホン)
特に大部屋に入院予定の方。
これは超!超!超!大事なアイテム!!
スマホで動画や音楽を聞くなら、Bluetoothイヤホンを。
配線がないので、取り扱いしやすいです。
★私が使っているBluetoothイヤホン
病室でテレビを見るなら、イヤホン延長コード(2m以上)+イヤホンを。
延長コードは100均でも買えます。
イヤホンは「同室の患者さんの迷惑にならないため」にもちろん必要です。
他にも『超重要アイテム』である理由があります。
それは「イヤホンは不快な音を遮断できる」点です。
大部屋にはいろんな患者さんがいます。
- ご自身の体調が優れず、苦しんでいる方
- 独り言を言いまくるおばあちゃん
- 患者の看護師さんに対する横柄なものいい
- 見舞客と患者との話し声
大部屋に3日もいれば全員の病名と心身の状態はわかってしまう。
それが大部屋です。
そんなときの予防に有効なのが「イヤホン」
これらは全部「音」からくる不快感なので、とにかく音を遮断しましょう。
音漏れすると思わぬ隣人トラブルに発展する可能性があります。
静かな病室で「シャカシャカ」音漏れがあるのは、結構気になります。
消灯後はイヤホンを使わず耳栓を使うなど、自分が「不快な騒音」にならないように配慮をしましょう!
耳栓
大部屋では活躍する可能性が高いです。
就寝時のいびきが気になる時は長期入院であれば絶対にあるので、お守り代わりにぜひ用意しましょう。
耳栓は100均のものだと、遮音性に劣る場合があります。
できれば薬局などで売っている500円ぐらいのものがおすすめです。
アイマスク
これも大部屋の時、あったほうがいいアイテムです。
「真っ暗でないと寝れない」方はアイマスクは必須アイテムになるでしょう。
病院では消灯時間になると消灯しますが「真っ暗」にはなりません。
看護師さんの見回りもあるし、廊下は電気がついています。
100均で買えますので、お守り代わりに用意しておきましょう。
ペットボトルに付けるストロー
使用頻度は多くないものの、便利だと感じたのがペットボトルに付けるストローです。
100均で売っています。
これが活躍するのが「手術直後」です。
手術直後、数時間経過すると給水ができます。
その時にこれがあると、寝たままペットボトルの水が給水できます。
手術によりますが、私は手術後身体を起こすことができませんでした。
病院によっては、吸い飲みを貸してくれる場合もありますので、なくても何とかなりますが、あると安心です。
フック付きのかご
ベッドの柵に付けられるかごです。
ベッド周りのこまごまとしたものをおいておけるので便利です。
手術直後の動けないとき~回復してそこそこ動けるときまで、入院中幅広く使えます。
100均の洗濯グッズのコーナーに売っています。
エコバッグ
たためて丈夫なエコバックは何かと使い勝手いがいいです。
- 洗濯ものをコインランドリーに運ぶとき
- シャワーのとき
- ちょっとした買い物のとき
- 荷物整理のとき
サッと使えて便利です。
自宅に1~2個使わないエコバックがあれば、持参しておくといいですね。
ジップ付きビニール袋
「入院生活自体の便利グッズ」というよりも荷造りグッズですね。
- シャンプー
- 洗顔用品
- 化粧品
- コンタクトレンズ
などこまごましたものを整理するときにも役立ちます。
ジップロックの空気をしっかり抜けば、省スペースにもなります。
普通のビニール袋より頑丈なのもいいですね。
100均でいろいろなサイズが売っています。
少しでも快適な入院生活のために!事前準備はしっかりと
入院が初めての方は、勝手がよくわからないと思います。
手術後、どのくらいで離床できるのか、どの程度身体が動かせるのかで必要なものは変わってきます。
私も合計3回の入院を経て、いろいろ失敗を繰り返しながらあったら便利なものをみつけました。
「もうすぐ入院!何をもっていったらいいの?」という方のお役に立てれば幸いです。
辛い入院生活ですが、少しでも快適に過ごせるように事前に準備をしちゃいましょう!