乳がん闘病記

⑱【入院4日目】 手術翌日、ひたすら寝て寝て寝まくる【寝太郎】

乳がんの手術と乳房の再建手術を同日に行いました。

そして手術から一晩が経過。

過去2回手術をしました。

2回とも子宮頸がんの手術ですが、その時と今回の乳がんの手術後の大きな違い。

それは強力な『眠気』です。

とにかく眠い。

眠すぎるのだ。

手術といえば、手術後の夜が一番の山場。

手術後はこんな姿になっています。

  • 点滴(打ち所が悪いと痛い)
  • 尿の管(入っていること自体が不快)
  • フットポンプ (ずっと音がする)
  • 今回は上記プラス、ドレーンが3つ付いている

もちろん手術した部分は痛いです。

色々なものが繋がっていて、とにかく不快指数が高くて眠れません……。

時間はゆっくりとしか流れない。

なかなかやってこない朝に何度も絶望する……。

手術した日の夜は、一番つらい時期である。

……ですが今回の手術は、そんなことがありませんでした。

というのも、手術時の麻酔がなかなか抜けず、ずっとぼーっとしていたからです。

さらにボタン式の痛み止めも渡されていました。

PCAポンプです。

PCAポンプの基礎と看護

私はディスポーザー式でした!

過去の経験から「痛いと思ったら迷わず痛み止めを使うべき」ということを知っていた私は、痛いと感じたらすぐ痛み止めを使っていました。

このボタン式の痛み止め、20分に一回しか使用できない。

ですが、押すと痛みをかなり鎮めてくれます。

痛み止めを使うと身体に悪そうな気がするかもしれません。

でも、そんなことは言っていられません!

手術をして、身体を切っている。

切った箇所の痛みが治まるまで、痛み止めでやり過ごすのが吉。

というわけで、 私はボタン式の痛み止めを容赦なく使った。

おかげでそこまで強い痛みは感じずに術後を乗り越えることができました!

術後、痛み止めは容赦なく使ったほうがいいと思いました。

傷自体は日にち薬。

日を追うごとに確実に良くなります。

いかに一番痛い時間帯をやり過ごすかが大事です。

※身体に合わない場合もあるので、その場合はすぐ看護師さんか医師に相談しましょう。

我慢は禁物です。

このボタン式の痛み止め、眠気を誘います。

そんなわけで手術後2日ぐらいは、ひたすら起きたり寝たりの繰り返し。

看護師さんの持ってきてくれるご飯で起きて、ボーッとしながら食べれるものだけ食べる。

もちろん身体を起こすのも、体がだるくて半分寝ながら口に運ぶ。

そしてまた寝る。

 

ひたすらその繰り返しでした。

 

逆に言えば一番辛い時期をほとんど寝て過ごしました。

だからあまり苦しまなかったのかもしれません。

さらに、睡眠をしっかりとることで、回復が促進された可能性もありますね!

とにかく手術2日目は、ひたすら寝ていました。

時折、看護婦さんに起こされて再建した右胸の状況をチェックされたりしながら時間は過ぎていきました。

⑲【入院5日目】離床できたので大部屋に移動する乳がんの全摘手術と再建手術をしたあと順調に回復。医師や看護師さんに患部を診てもらうのにもすっかり慣れた。看護師さんに介助してもらいながら、離床できたため、尿の管をは鈴ことができた。大部屋に移動する。久山輝見子の乳がんの闘病記第19話。...
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