乳がん闘病記

⑲【入院5日目】離床できたので大部屋に移動する

手術翌々日。

新しいニュースはほとんどないくらいひたすら寝ていました。

背中や胸の傷はすごく痛いわけではありません。

ですが全く感触がないんですよね…。

4時間ごとに看護師さんが右胸の様子を見に来てくれます。

その時、ピンセットで優しく胸を触られるのだが全く感触が無い。

不思議な感覚です。

傷が癒えると、だんだん神経が繋がっていくらしいです。

が……今のところ無感覚ですね。

 

看護師さんが来る度に、病衣を脱ぎ胸をさらします。

それが1日何度もあります。

形成の先生や乳腺外科の先生も定期的に見に来てくれます。

その度に胸を晒します。

人間、不思議なものでだんだん慣れていきます。

看護師さんや先生が来た時だけ起きて、後はひたすらベッドで寝ていました。

ベッドを平らにすると背中が痛いです。

パラマウントベッドを少し立てて、もたれるようにして眠ました。

もちろん快適ではないですが、 眠気が勝ってまた寝てしまう……。

おしっこも尿の管が入ってるので、尿意すらない。

便意は術前は絶食したし、寝続けているだけなので特にありませんでした。

本当に、ひたすら寝て、たまに食べて、時折看護師さんが見に来る……という状況でした。

【手術翌々日】ついに離床!果たしてスムーズに歩行できるのか!?

看護師さんに手伝ってもらって離床。
点滴と尿の管、そして3つのドレーンを連れたまま、廊下を歩いてみました。

全然歩けた!!

看護師
看護師
すごいですね。この手術をされた患者さんで、手術直後にこんなに痛がっていない人珍しいですよ。
私
ボタン式の痛み止めがすごく効いているみたいです
看護師
看護師
あのボタン式の痛み止め、すごく効くんですが体質的に合わない人もいるんです。 合わないと強い吐き気があって、使うことができなくて。そんな場合は痛み止めの薬を飲むか、痛み止めの点滴を使うことになります。

なるほど。

私はボタン式の痛み止めで全然吐き気もありません。

たまたま薬が合うタイプだったらしい。

多少クラクラしつつも看護師さんに手伝ってもらいながら、離床してトイレに行けることを確認する。

【手術後】離床⇒おしっこの管外す⇒大部屋に移動【怒涛の展開】

離床して、自力でトイレに行けることが確認できれば、おしっこの管を外してもらえます。

今回の手術後のおしっこの管は、うまい具合に設置されていたため全く違和感がありませんでした。

過去2回の手術の時は、とにかくおしっこの管が不快でした……。

もしかしたら前回の手術は子宮頸がんだったので、下半身を手術で触っていることも影響していたのかもしれない。

おしっこの管はうまいこと設置されていると全く違和感がないということを知ることができました。

何より自由に自分でトイレに行けることは素晴らしい!!

ここまで元気になってくると、もはや個室にいる必要はない。

婦長
婦長
久山さん。今日から早速お部屋の方に移動しましょう。

そんなわけで、大部屋に移動することになりました。

私
(せっかく動けるようになってきたし、個室を堪能したかった!←)

今回は大部屋を希望していて、手術後だけ病院の指示で 個室に入れて頂いた身。

贅沢は言っていられませんね!笑

新しく入居するお部屋は4人部屋でした。

私が入った大部屋の残り3人も全員糖尿病の患者さんでした。
この病院は糖尿病の治療の権威、の先生がいらっしゃるそうです。

というわけで、新たな大部屋での入院生活が始まりました。

⑳【入院6日目】ごはんをしっかり食べてメンタルを保つのが大事!乳がんの全摘手術と再建手術をしたあと大部屋に移動した。しっかり食事を食べることで体力は回復していった。手術の傷を治すためにも食事と睡眠が重要であることを実感する。病院の外の人と連絡を取ることも有効である。久山輝見子の乳がんの闘病記第20話。...
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