乳がん闘病記

㉒【入院8日目】病棟内を自由に動ける自由!発生する権利

手術後、個室から大部屋に移動して、尿の管も抜け。

点滴棒とドレーン3つのみになった私は、病棟中を徘徊し始めました

数日寝たきりだったので、足腰の筋力が落ちている可能性が高い。

ここは少しでも歩いておいた方がいい。

過去の入院経験から、そのことを知っていた私はできるだけ歩くように努めました。

歩いておいた方がお腹も空く。
お腹が空けばご飯をしっかり食べれるし、お通じにもいい。

病衣のまま点滴棒を片手に病棟内をふらふら歩いていたら、慌てた看護師さんに声をかけられました。

看護師
看護師
久山さん!!病衣からパジャマに着替えて大丈夫です!もうお着替えして大丈夫ですから!!

 

どうやら、病衣のまま歩く姿が『あまりにもアレ』だったらしいです……。

 

確かに髪もバサバサ、胸元も緩い病衣で病棟をふらふらするのは健全ではない。

加えて、 この病棟に入るのは女性患者だけではない。

この病棟は、私のような乳房の再建の患者のほうが稀。

90%近くが糖尿病患者なのです。

当然、男性の入院患者も多い。

配慮が足りなかったなぁと、病室でパジャマに着替えながら反省する。

パジャマはユニクロの前開きのものでした。

 

普通のパジャマに着替えただけでかなり気分が変わった。

病衣を着ていると「自分は重病人」のような気持ちになる。

服装はその人のメンタルに大きく左右するという話を聞いたことがある。

まさにそれである。

パジャマに着替えたあたりから、食事がさらにしっかり食べれるようになった。

後日……看護師さんが

看護師
看護師
久山さん、病衣で廊下を歩かれていたから『これはダメ!』と思って急いで、着替えてもらうように言ったんです。ほら病衣って胸元が……ね笑
私
すいません。慎みのない格好でうろうろして……笑

いくら入院患者とはいえ、他の方に配慮をした格好で入院生活を過ごしたいなと思いました。

㉓【入院9日目】日中は私服で過ごしてみた結果【㊟患者認定】乳がんの全摘手術と再建手術後、病院支給の病衣から自前のパジャマや私服に着替えて過ごすようになる。前開きの服であれば検診の時も邪魔になりにくい。入院時にお勧めの衣類についても紹介します。久山輝見子の乳がんの闘病記第23話。...
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