乳がん闘病記

㉞入院中の家事の話

掃除

私の入院中、夫は1人で家事をこなしてくれていました。

というか、夫は元から私以上に家事全般ができます。

私の入院中もなんら生活に影響がなかった。笑

なんなら私がいない分、部屋が散らからなくてよかったぐらいでした。

家事能力の高い夫だったおかげで私は入院生活中家の心配をせずに済みました。

私は夫婦二人暮らしですが、例えばここに幼子がいれば状況は一変したと思います。

家庭の運営は「全員が元気でいる前提」で設計されていることが多い。

平素はそれで家庭は運営できるが、誰かが入院などすると途端に回らなってしまう。

入院中に看護師さんからこんな話を聞いた。

看護師
看護師
奥さんが入院されてると、一人残された旦那さんの食生活が一気に乱れてしまって……。旦那さんも体調を崩して入院されてしまうこともあるんです……

確かに、年配のご夫婦の場合「家事は主に奥さんがしている」ケースが多いだろう。

そんな中、家庭の運営を担う奥さんが入院すれば家庭の状況は一変する。

ふだん家のどこに何があるのかも分からない旦那さんであれば、奥さんの入院の生活への負担は大きいだろう。

さらに旦那さんも病院を行き来して奥さんの着替えを届けたり、手続きをしたり、病状を受け止めたりしなければならない。

誰かに相談したくても、相談できないかもしれない。

家事能力が高い夫ですら

夫
自分一人だと、食事や掃除が適当になった。あまりやる気が起きなかった。

と言っていた。(とはいえ、弁当まで自分でこさえていた)

やはり入院は家族に負荷がかかる。

それは間違いない。

自分が健康でいることは、家族のためにも重要なのである。

また万が一の時のためにも、家事や収入を得る手段は夫婦ともに確保しておくことに越したことはない。

完全に担当制にすると、片方が戦えなくなったとき負荷が大きすぎる。

「あまり好きじゃないし得意じゃないけど、一応できる」

程度にかじっておいたほうが、家族というチームを運営する上で重要だと実感した。

医者
㉟【通院1回目】再建した胸の経過は?遺伝子検査やっとく?乳がんの全摘手術と再建手術をした。退院後も週に2回通院し背中にたまった浸出液を吸引してもらう。合わせて、乳腺外科医から遺伝子検査について提案される。夫と遺伝子検査について相談する。久山輝見子の乳がんの闘病記第35話。...
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